2007年04月19日
撮影ブースを作りました
アイテム撮影などで画面キャプチャーを取る際、
背景を輝度最大の白で撮影するとよいと
映りが美しく、あとで切り抜き加工もしやすい、と
ファッション関係の売り物をしているオサレな方に教わりました。
そこで、自分でも撮影場所を作ってみました。
こんな感じです。
実際の撮影ブースを模してなだらかにRがついている形にしてみました。
実際の撮影ではライティングの関係で
撮影ブースという物を用意するのですが、
その際、後ろにバック紙というものをたらして撮影します。
バック紙があると、背景の影がはっきり出ないので
素人でもいい雰囲気の写真が取れるんです。
小型の売り物だとこんな感じです。
これがわかりやすい。
(最近、リアルの写真撮影にもこっております）
これがこのオブジェクトを白の輝度最大にして撮影した写真です。
きれいですね！(背景が)
これが背景のオブジェクトに曲面がある事で生まれる
陰影を残して撮影したものです。
けっこうこちらもいい感じではないでしょうか？
背景はピュアな白ではなく、グレーにしています。そのほうが陰影が良く出ます。
もうちょっと明るいグレーの方がよかったようですが…。
切り抜いて加工するなら前者の方が明らかに楽です。
これは場合によって切り替えます。
背景を青にしてできるグラデもなかなかきれいです。
この被写体の場合赤もいい感じです。
白の輝度最大の場合はこう。
あえて、夕暮れ、夜に設定して撮影もいいですね。
背景が曲面でない場合との比較。
影がなだらかになっているのがわかりますね。
別に曲面じゃなくても、
グラーデーションをつけたテクスチャを張ればいいだけなのでは？
という気もしますが…
まあ、見下ろした撮影にも対応できますか。
周りが白黒の市松模様なのは、
キャプチャ画像を色彩調整する場合に
キャリブレーション用として、
レベル補正がやりやすくなるようにです。
しかし、これまためったに活躍しなそうです。
そもそも撮影じゃなくてキャプチャーですし。
…つまるところ、基本的に自己満足な
オブジェクトを作ってしまいました！
と言う事ですね。