初Sculptedプリム:Sculpted(2)

harayoki

2007年05月19日 13:07


sculptedPrims links


ついにというかやっとというか、βグリッドに接続いたしまして、
初めてのSculptedプリムを作成してみました。

…それは…ジャーン!


球です!

……いやいや、ふざけてるのではないのですよ。
Sculptedプリムというのは用意した画像のrgb各要素(0~255)の濃さを元に
プリムを変形する仕組みであり、合間の128だか127の時に全く
変形のない基本プリム形状がでてくると聞きました。
という事でそれを確認してみたかったわけです。


という事で、この50%グレーの画像をSculptedテクスチャとして適用すると
上記のような図形が出来上がりましたす。
基本形は球ですね。球。

他、ざっとプロパティをいじってみました。


テクスチャつきます。


色もつきます。


FullBrightになります。


Shininess設定できます。


バンプマップも付きます。


拡大・縮小・回転もできます。


透明テクスチャも付きます。
当然ですが…これは個人的にかなりツボです。

普通のプリムといっしょですね。
Box、Cylinderなど基本形の仲間にsculptedが追加されます。

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余談ですが、AdobeのFlash8にも
Skulptedテクスチャの2次元バージョンといえる
displacementMapフィルターという仕組みが搭載されています。
そちらではrgb要素のうちの2つをxy方向の変形パラメータとして使います。
自分はdisplacementMapを扱った経験があるので、
Sculptedプリムの仕組みはすでに直感でわかる状態です。

BlenderやShadeやMetasequoiaの用意も進めていますが、
せっかくなので最初はしばらくPhotoShop上でSculptedテクスチャを作って
実験してみようと思います。

とにかくtga画像が作れればいいので、c#なりjavaなりのプログラムで
形状を計算して画像を吐き出すのも面白いでしょうね。
SculptedPrim