Harayoki's

DAZ|Studio(以下DAZ)を用いて、アニメーション書き出しにチャレンジしました。

これがトラップ多数。はまる、はまる。
トラップというより、不具合があります。
しかしですね、解決まで丸2日ぐらいかかってますが
結論から言えば、アニメーション書き出しに成功しました！


ゼ○ダ風アイテムGET (動画)
背伸びして体をそらしてるんですが…よくわからないですね。


ス○シウム光線風ポーズ (動画)
まだ光線はでませんｗ

大きな問題は、ＤＡＺが書き出すアニメーションファイル(bvh)が
SLで扱うフォーマットと微妙に違っている事です。
これを修正すればDAZでもアニメデータを書き出す事ができます。

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以下、解説・詳細。

アニメの作り方やDAZ自体の使い方は別サイトの解説にお任せするとして、
・Poserでのアニメ作成
・DAZのインストールからアニメ書き出しまで
ここに書いてあることは正しいのですが、
その通りにやってみますと…失敗します。

一部は動くんですけどね。
この一部動くというのがクセモノで
最初自分の操作が間違っているのかと思い悩み続けました。

これがDAZで設定したポーズで、

これが実際にＳＬで取ったポーズです。

手足しかデータが反映されていません。
前述のposerチュートリアルにあるように尻を移動させても
体全体の位置が変更できません。
さらに厄介な事に身にに着けてるアイテムがずれたりもします。
(これはSLに再ログインすると直ります。その場でeditしなおさない事)

ここから気合入れて調べてみました。
まず、bvhはテキストだと言う事なので、秀丸(テキストエディタ)で開いて
フォーマット詳細などをみつつ、いろいろ実験してみました。
が…駄目です。全く動きません。
(しかしこのフォーマットを知っておくと、直接bvhファイルを編集できるので
後々便利になります。)

次に、リンデン配布のアニメモーションデータに含まれるbvhと見比べました。

…原因判明です！
体の各部名称とツリー構造が違っていました！

つまり、DAZが書き出すbvhファイルは"SL用としては"正しくない模様です。

まず、DAZが書き出すbvhの体ツリー構造にはリンデン配布のものと比べて、
neckDummy、figureHair部分が足りないのですが、
これはどうやらこのままでも大丈夫な良いようです。
”ダミー首”と”髪の毛”なので名称からしてなくても大丈夫そうです。
ここは時間があればまた調べてみます。

問題は、体の名称が微妙に異なるほうで、
手足以外の部位は大文字小文字が異なっています。
コレを書き直すと、動作しなかった腰(尻)、原、胸のモーションデータも
(おそらく)正しく動くようになります。

このサンプルで言えば、ピンク色の部分を全部小文字に書き換えればOKです。

ちなみに大文字小文字変換だけとはいえ、何度もモーションづけを行っていると
手で編集するのは面倒なので、自動化する事をお勧めします。
自分は操作を秀丸マクロにして一括変換しています。

こんな感じです。

この処理をおこなったアニメデータbvhをSLにアップロードして
ジェスチャーと効果音などを加えてまとめたのが
最初の２つの動画です。

一般的にDAZで作ったモーションは
腰の位置が動かせないといわれているようですが
それは上記の理由によるものです。
修正してあげれば、ちゃんと上下動もします。

とりあえず、めでたしめでたしです。
DAZを使ってはまっている人がいたら教えてあげてください。

まあ他にもDAZ上でのポーズとSLでのポーズに
パラメータによっては大きくずれがあるなど、
問題はあるのですが、それはPoserでも同じなのかもしれません。
これはやってないのでわかりません。
そのうちPoserも買うと思うのでやってみます。

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やはり皆さんPoserを使われているようですね。
一時期Poser5は無料で配られていたとはいえ
現在は有料なので気軽にチャレンジはしずらいです。
フリーであるDAZであればお金をかけないで作れるかな…
と思いやってみたのでした。
(友人がPoser5を持っているようなので頼めばもらえたかもしれませんが)
やってみて、大抵の人がPoserを使う理由がわかりましたｗ
やはり公式ツール強しです。
しかしながら、うまく書き出せたので、もうちょっとDAZでやってみます。